ズキューン

有休消化に入ってから、「次なる仕事はやりたい事をやろう」と考えて、やりたい事を探す旅に出ていた。旅と言っても図書館と本屋とインターネットの世界へである。

あ、あとハローワーク。。

 

しばらく成果らしい成果はなく、これからはAIに仕事が取られていく時代なのでそうなりそうな業界に入らないようにしようとか、AIを使いこなす側になるためにIT業界を目指すべきかとか、手に職をつけるためにデザインの仕事をしようかとか、Aiにできない事をできる人になろう、そのためには仮説を立てたりする仕事だとか考えていた。

 

やりたい事ではなくやり続けることができることを探していたようだ。。。

そう、私は現実主義で保守的な人間なのだ。。。

と思い知らされた。今更。。

 

そんな中何か考えるヒントになるものはないかと本屋の棚を見回しているとこの本を見つけた。 

 

書いているのはやりたいこと好きなことを仕事にするということが自己啓発書などで多く出てくるが実際のところ、そのその考え方は危険な部分も孕んでいるということだった。

職人マインドを持って与えられたこと仕事を突き詰めていくことで、その仕事のなかでできることが増えていき、それが貢献しているという感覚やスキルの使い道を選べるようになる自由度を獲得できるということにつながる。また、突き詰めることで、その仕事の新たな可能性が見えてくることでミッションという生きがいに近い仕事をすることで目指す理想が見えてくるということであった。

 

漠然と関わりたい世界があるのであればその世界に関われるきっかけを探してその世界の中で必要なスキルを見出し、それを突き詰めていくこと。

もしくは、与えられた仕事を突き詰めることで視野を広げて自分のできることの向こうにある目指す場所を見つけていくこと。

その2つのパターンが結果的には好きなことを仕事にすることにつながるということであった。

 

なので、自分ができることをベースにさらなる伸び代が見出せる仕事。またその会社のやっていることに価値が見出せる場所をまずは探していきたいと考えている。